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意外と忘れてる?宿クーポン手数料


■意外と忘れてる?宿クーポン手数料について


「割引をして、稼働率の低い日程を集客したい!」

そんなときに、「プラン金額で割引すれば良いの?それとも宿クーポンを発行する方が良いの?」と悩まれる方もいらっしゃるのではないでしょうか。


じゃらんや楽天トラベルで発行できる「宿クーポン」を使われているお宿様も多くいらっしゃいます。

しかし、意外と忘れられているのが「宿クーポンの手数料」です。

じゃらん・楽天で宿原資クーポンを発行した場合、「割引前料金の3%」が手数料としてかかります。


〜例:宿泊料金が40,000円の場合〜

クーポン金額:3,000円

クーポン手数料:1,200円


割引を「本来得られるはずだった収益」と考えると、コストとも捉えることができます。

上記の例の場合だと、3,000円の割引をするために、4,200円のコストがかかっているわけです。

それであれば、「4,200円引きの割引プラン」を作成した方がお客様のメリットが高く、比較宿に売り勝てる可能性が上がります。


もちろん、宿クーポンのメリットもあります。

以下の2つ、どちらの表記の方がお得に見えるでしょうか?

①:39,800円

②:45,800円 → 39,800円


②の方がお得に見えるという方が多いのではないでしょうか?

これは心理学でいう、「アンカリング効果」と呼ばれています。

宿クーポンの場合は、クーポン利用前と利用後の金額が画面上に表記され、しっかりとアンカリング効果によって訴求するような仕様になっています。


では「結局、プランでの割引と宿クーポン、どっちを使えば良いの?」という点についてです。

旅縁の結論としては、「プランでの割引を基本としつつ、宿クーポンは極力抑える」を基本スタンスにすることをおすすめしています。


やはり、宿クーポンの「割引前の予約金額に対する3%手数料」というのは、年間を通して考えるとかなりのコストです。

特に、高単価のお宿様の場合、「クーポン金額以上に手数料が高い」なんてことにもなってしまいます。

基本はプランでの割引で金額調整をしつつ、

・元々利益率はそれなりにあるため、クーポン手数料を許容できる

・利益率よりもとにかく稼働率を担保したい

・クーポン手数料無料のキャンペーンがある

といった場合は、宿クーポンの活用をご検討されても良いと思います。



今回は以上となります。

旅縁では、宿泊施設様の集客に関するご相談や、オンライン無料OTA診断も承っております。

まずはお気軽に、集客のお悩みなら何でもご相談ください。






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